若年女性の腹痛原因に潜む性感染症とがん
もしも性感染症が発症したら、本人自身が気づき病院に足を運ぶでしょう。
しかし人によっては症状が出ないケースが珍しくありませんので、診察の機会
を失いそのまま進行して重篤化してから発見されるケースがあります。
このような事態が日本の若年女性層に潜んでいます。
この原因にあげられるのは性感染症に対する知識不足です。
もし交際状況で性交渉の相手が不特定多数に及ぶならば、頻度が高くなる
傾向となります。
例えば風俗業や援助交際、違法薬物使用が関与している状勢にみられます。
病院に訪れた若い女性が腹痛で外来を受診した際に、羞恥心からか性行為や
性器異常について話さないケースがみられます。
これではせっかく診察を受けたとしても正しい診察には至らなくなります。
結果的に性感染症に対する検査は受けられずに、目的の病原菌に効き目
の無い抗菌薬を処方されてしまい、「様子を見ましょう」と返されたのでは
何の為に治療を受けに来たか意味の無い結果になってしまいます。
女性が性感染症にかかった場合、女性の性器の構造上から病原菌が
腹腔内に上行して腹膜炎を起こすことも考えなければなりません。
またさらに重篤になると子宮底や卵巣などの組織に癒着して病巣が拡散し、
妊娠適齢期の若い女性にとって不妊の原因に至る致命的な病状に進行して
しまいます。
GMEサイトより
上記のこれらはクラミジアや淋菌に感染したケースに当てはまりますが、
HPV(ヒトパピローマウイルス)はさらに厄介です。
HPV(ヒトパピローマウイルス)には多くの型があり、健常者でも保持
している場合がありますが、免疫力が低下していなければ問題はありません。
しかしHPVの型でも16型・18型・31型・58型などは悪性化する可能性が高く、
子宮頸がんのハイリスクタイプで、中でも18型は若い女性に増加傾向に
あります。
早期に発見されれば治療も可能ですが、年齢が若い罹患者のがんは
進行が速い傾向がありますので、治療を受けるタイミングによっては
臓器摘出に至る危険性も高まります。
予防が不十分で不特定多数との性交渉の代償は重いものになりかねますので、
慎重な交渉と十分な予防を心掛けるのが賢明です。
HPV(ヒトパピローマウイルス)検査は感染の有無を判定するDNA検査
があり、細胞自体を顕微鏡で検査してがん細胞の有無を調べる細胞診検査
もあります。
子宮頸部のがん疾患も検査で見逃したくないとお考えなら、自宅でできる
子宮頚がん検査キット(細胞診検査)を同時に行うと100%近い検査精度まで
高まりますのでおすすめします。
自宅でできる子宮頚がん検査キットの紹介
◆GME医学研究所の検査キット
子宮頸がん(細胞診検査)と、ヒトパピローマウイルス(DNA検査)
子宮頸がん+HPV検査セット女性
採取キットの先端部
検査を受ける時期と検査方法
・随時検査可能です。
・(性器)トリコモナス・カンジダ・HPV(ヒトパピローマウイルス)用キット・・・DNA検査
・子宮頸がんキット・・・細胞診検査
◆アルバコーポレーション
STDチェッカー タイプI(女性用)・・・DNA検査のみ
STD Checkerヒトパピローマウイルス(悪性型)
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尖圭コンジローマ、ヒトパピローマウイルス、子宮頸がん・・・どう関係あるの?